女子 #日記

「自分とは」

商学部3年  倉員 未羽

日頃よりお世話になっております。
商学部3年の倉員未羽です。

先週から下半期の練習がスタートいたしました。
私自身のバレーに対する熱意が日に日に強くなると同時に、外気温も上がり連日猛暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

4年生が率いるTeam2024は春リーグ・早慶戦・東日本インカレが終了し残すは秋リーグと慶関戦になりました。
春に達成できなかった3部昇格という目標を秋に必ず達成するためには暑さを言い訳にしている暇はなく、この夏に1人1人がどれだけ自分と向き合えるかが勝負だと思っております。

 

さて、私は3年生になり少しずつ就職活動を進めていく中で就活生の誰もが通るであろう「自分とは」という問いの答えを毎日探しています。

自分は何がしたいのか、自分はどんな人間なのか、自分は何故生きるのか。

大学生の物理の問題を小学1年生が解くことよりも難しいと思われるこの問いの答えを出すために、私は自分という人間を無理に理解しようとするのではなく、まずは先輩、後輩、友人、家族など、私が20年間で出会ってきた方々がどのような考え方を持っているのかを知ろうと思いました。

自分に自信がない人もいれば反対に自信がある人もいる。
自分の利をとことん追求する人もいれば自分を犠牲にしてでも他者を思いやることができる人もいる。
自分について話すことが好きな人もいれば苦手な人もいる。

今まで以上に、私が関わってきたすべての人との関係性を大事にしたことで、上記のような人の性格や価値観の違いをとても感じることが出来ました。
また、その違いを容易に受け入れることが出来るようになりました。

 

何か発言をする際に、もしかしたら違う意味で捉えてしまう人もいるかもしれないと思い、間違った意味で伝わる可能性を少しでも減らせるような言葉で伝えようと考えるようになりました。
実際、私の気持ちの何割が正しく伝わっているのかは分かりませんし、手ごたえは正直ありませんが、人の気持ちに寄り添い人との関りを大事にすることで知識や価値観の幅が広がってきていると感じています。

いろんな人の価値観を取り入れる際、先輩の意見に共感したり後輩の発言に深く感銘を受けたり友人のかっこいい人柄に刺激をもらうことで、自分はどんな人間になりたいのかという理想像が日々更新されており、今後も就職活動をしていく中でいろんな学校のいろんな人に出会うと思いますが、その都度新しい情報を自身にインプットし、人として一回りも二回りも成長していけると考えるとワクワクしてきます。

自分の可能性を私自身がつぶさないように、「みんな違ってみんないい」ということを念頭に入れた上で、自分はどんな人間になりたいのかを考えながら生活し、そしていつか私が胸を張って「自分とは」という問いに対する答えを出すことを本日7月7日、七夕の願い事とさせていただきます。

 

最後になりますが、十人十色という言葉がふさわしいこのチームで、秋リーグで3部昇格を成し遂げるためには部員全員が目標に向かって練習していく必要があります。
ゴールまでの道のりは1人1人違えど、合宿などを経た上で必ず全員で3部のゴールテープを切れるよう精進してまいります。

今後とも塾バレーボール部への温かい応援のほど宜しくお願いいたします。

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