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文学部1年  渡邉 莉子

日頃よりお世話になっております。
文学部1年、渉外担当を務めております、渡邉莉子です。
入梅とともに雨に悩まされることが増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ明日、東日本バレーボール大学選手権大会が開幕となりますが、大会前日にまだまだバレー部歴の浅い私が活動日誌を任されるとは思いもよりませんでした。冗長かつ拙い文章が続くとは思いますが、ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

私は練習参加後、春季リーグから入替戦、そしてすぐに早慶戦と、既にいくつかの貴重な試合に帯同させていただきました。

今振り返ると、春季リーグ序盤あたりでは試合中任せていただいた仕事に没頭するあまり、チーム全体として試合に臨んでいる感覚を持つことができずにいました。しかし試合を重ねていくうちに、渉外の仕事と応援を両立する歩奈さん(河村・経3)や、怪我の中自分の役割を見出し、誰よりも声を出して試合を盛り上げてくださった真幸さん(野口・商2)、その他の応援席にいたメンバーに次第に感化されていきました。そして春季リーグ初勝利を掴んだ専修戦では、やっと私も声を出して応援することができました。2024年度春季リーグを通して、慶應義塾体育会バレーボール部男子チームの一員であるという確かな自覚を持つことができたような気がします。

だからこそ、入替戦で本塾が第1セットを先取した時には本当に嬉しかったですし、二部降格が決まった時は本当に悔しかったです。入替戦が我が部にとって苦い経験となってしまったことは事実ではありますが、それと同時に、試合後に控室に残って話し合う4年生の姿と、部室から日吉協生館までの道中で入替戦の結果への悔しい想いを聞かせてくれたり、たった2人だけでも記念館に戻って自主練に取り組んだりしていた同期である1年生の姿を見た私にとっては、塾バレー部に所属することの本質を改めて考えさせられる、価値高い機会でもありました。

また、今月6月8日、早稲田アリーナにて第88回早慶バレーボール定期戦を無事開催することができました。改めて、当日会場にお越しくださったOB・OGの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、塾バレー部のファンの皆様に厚く御礼申し上げます。早稲田のスタッフ陣の方々や、品塾では主務の一真さん(細野・経4)、副務の柊さん(山木・文3)、渉外主務の歩奈さん(河村・経3)と、女子チームの主務・副務の先輩方が中心となって運営してくださった今年の早慶戦で、スタッフとして微力ながらも貢献することができたことを大変嬉しく思います。早慶戦では、体育会生へのTシャツ販売やSNSのカウントダウン動画などの施策を通じて、体育会同士の部の垣根を越えたやり取りを少なからず見てきたため、体育会全体の中のいちスタッフとしての自覚を感じることができました。

要するに、私は塾バレー部に入部してからほんの約3か月という短い時間でも、バレー部のチームの一員であるという責任の自覚と体育会スタッフの一員でもあるという責任の自覚の両方を多少なりとも感じる機会に恵まれました。これまでの人生で、何事に対しても特に責任を負おうとはせず、怠惰に過ごしてきた私にとって、ここから卒部までの4年間は、マイナスからゼロに向かうために成長する期間だと捉えております。ここで得た経験を将来自分の力にしていけるかどうかは今後の自分次第ですので、自分の入部当時に定めた「人として成長する」という目標と、部の目標である「日本一」に忠実に誠心誠意努力をしていく所存でございます。

さて前述した通り、我が塾バレー部は明日、東日本インカレ1回戦と2回戦を控えております。1回戦の相手は、同じ関東二部所属として秋季リーグで戦うことになる大東文化大学です。秋季リーグで最速の一部復帰を果たすためには、明日の試合で良いスタートを切ることが不可欠であり、ここで負けてはいられません。2回戦で早稲田大学へのリベンジマッチを実現させるためにも、まずはしっかりと泥臭く戦う慶應バレーで1勝を掴み取り、次に繋げていきましょう。そして、一つでも多く勝ちましょう!!

最後になりますが、平素より塾バレー部の活動を温かく見守ってくださるOB・OGの皆様や保護者の皆様、応援してくださる観客の皆様に心より感謝申し上げます。これからも変わらぬご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。乱文失礼いたしました。

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