皆様、初めまして。
今年度より慶應義塾体育会バレーボール部に所属させていただきます、法学部法律学科1年の稲井正太郎(いないしょうたろう)と申します。
この機会をお借りして、自己紹介をさせて頂きます。
私は慶應義塾高校出身でポジションはミドルブロッカーを務めていました。中学生からバレーボールを始め、競技歴は今年で8年目となります。中学時代は3年次に東京都代表としてJOC杯に出場、高校時代は1年次に春高バレーでスタメンとして出場させていただくなど貴重な舞台を経験させて頂きました。しかし1年次、高校生にして留年という大失態を演じてしまい、人生のどん底に落ちました。そうして何もかもを諦めかけていたその時、救ってくれたのはバレーボール部の仲間でした。彼らが叱咤激励をしてくれたおかげで私はなんとかまた前を向きバレーボールを続ける決心ができ、高校生で自分のバレーボール人生をやり切り、終わらせようと決めました。そうして2年次はマネージャーなど選手のサポートに徹し3年次に選手として迎えた最後の春高予選、フルセットの激闘の末神奈川県3位となり春高に出場することは叶いませんでした。負けた当初は悔しさでいっぱいでしたがその反面やり切ったなという思いもありました。
それでも私が体育会バレーボール部に入ろうと思ったきっかけは2つあります。1つは、今では1つ学年の違う元同期からの温かい声がけです。かつて高校生活を共にした仲間がもう一度一緒にやろうと誘ってくれたことは本当に嬉しく、続けない理由はありませんでした。もう1つは高校最後の大会の悔しさを忘れられなかったからです。どうしても大学でさらに進化、成長し、リベンジしたいと思いました。
まだ全てが未熟な私ですが、スタメンから裏方やマネージャーまで全ての役職を経験した数少ない者として視野の広さを活かし、またどんな時も感謝と謙虚さを忘れずにバレーボーラーとしてはもちろん、4年後に人として一回りも二回りも大きくなったと胸を張って言えるように全力で精進してまいります。
これから長い間何卒よろしくお願いいたします。
乱文失礼致しました。
稲井さん、私は貴男に脱帽します。そして、周りの皆様も素晴らしい方々だと思います。❝塾バレーに栄えあれ❞