皆様、初めまして。
今年度より慶應義塾体育会バレーボール部の一員となりました。法学部政治学科1年、アナリストの石原猛(いしはらたける)と申します。この場をお借りして自己紹介させていただきます。
私は慶應義塾湘南藤沢高等部出身で高校時代はリベロとしてプレーしていました。高校入学時にバレーボールを始め、競技歴は3年となります。高校時代は顧問の先生に恵まれ、高校から始めた人が大半を占めるチームであるにも関わらず、さまざまな強豪校と練習試合をさせていただき、ハイレベルなバレーボールを体感させていただきました。勝利という結果に繋がることは少なく、悔しい思いをするばかりの日々でしたが、大学ではさらに高いレベルでより一層勝ちにこだわっている集団に身を置きたいという気持ちが強く、関東一部で強豪としのぎを削る塾バレー部への入部を決意しました。
アナリストという役職の存在は2022年の早慶戦を見に行った際に初めて知りました。アナリストとして日本代表にも帯同経験のある高校の顧問に話を伺い興味を持った私は、高校3年の4月頃からそれとなくアナリストというものを志し始めました。11月の春高予選敗退後、顧問の紹介で受講させていただいたアナリスト講習会で言われて心に残っている「数字は嘘をつく」という言葉があります。人間がプレーするスポーツである以上、イレギュラーというものは発生しますし、どの試合を取っても全く同じ状況というものはありません。すなわち、数字だけを選手に提示したところでそれは意味を為さない、というのがその講師の方の教えでした。現在、私は数字を提示することさえもできませんが、それ以上にプレーする選手の身になり、肌感覚に1番近い情報を考え、与えられるアナリストになりたいと考えています。
私は同期や先輩方に比べ、バレーボールのキャリアは充実しておらず、技術も知識も遥か遠く及びません。そして、現時点でこの塾バレー部に私だけが与えられる付加価値も残念ながらありません。故に、私にとっては試行錯誤の日々となりますが、その私だけが与えられる付加価値というものを常に探し続け、4年間を通して少しでもチームの勝利に貢献できる人材に成長できるよう精進して参ります。
未熟者ですが、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。
乱文失礼致しました。