日頃よりお世話になっております。商学部1年の鍬塚凛です。
日吉も徐々に試験に向けた雰囲気となり、多くの部員が勉強に励むこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この活動日誌を書くにあたり題材にかなり悩みましたが、その際ふと頭によぎった某野球系先輩アナリストの意志を受け継ぎ、今回は自分もスポーツ選手の金言について書かせていただこうと思います。
皆さんはコービー・ブライアントをご存知でしょうか。NBA屈指の勝負強さと練習量を誇った、マイケル・ジョーダンと並び称される偉大なバスケットボール選手です。その彼の引退スピーチの中に、私が忘れられない一節があります。少々長くなってしまいますが、どうかお付き合いください。
“Those time you get up early and work hard, those time you stay up late and work hard, those time you don’t feel like working, you are too tired, you don’t wanna push through but you do it anyway. That is actually the dream. That’s the dream. That’s not destination, that’s journey.”
和訳しますと、
「早起きして練習する時。遅くまで必死に練習する時。練習したくないと思う時、疲れ切っている時。もう頑張れないと思う時、それでもとにかくやる時。実はそれこそが夢なのだ。夢とは結果のことではなく、そこに至るまでの旅路のことなのだ。」
となります。
我々塾バレー部は常に日本一という「結果」を目標に掲げています。決して日本一という結果の価値を否定する訳ではありませんが、日本一を成し得た後に残る真に価値あるものは、日本一という結果そのものではなく、そのために重ねた「日本一の努力」ではないでしょうか。
したがって、惰性で練習をこなし、勝てればいいな、程度の気持ちで試合に臨む4年間では、どんなに勝ちを重ねようとも価値はほとんど無いといえます。本気で日本一を目指して、自分で考え悩んで行動し、仲間と泣いて笑って高め合った4年間こそが真に尊いものとして最後自分の中に残るのでしょう。
既に下地は整っています。日本一の監督に、日本一のOBOGの方々。日本一のファンに、日本一の保護者方がいらっしゃいます。
後は我々が日本一の努力を積み重ねるのみです。
塾バレー部は悲願の日本一へ向けた旅路を今日も明日も邁進して参ります。来シーズンもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
乱文失礼いたしました。