男子

ニューヒロイン誕生へ

商学部2年  野口 真幸

皆様、新年明けましておめでとうございます。
2024年度活動日誌のトップバッターを務めさせていただきます、商学部1年野口真幸です。

去年の今頃、私は神奈川県代表慶應義塾高校として春高のオレンジコートで戦っていました。初めてあの舞台に立った時の、体の底から湧き上がる興奮や言葉では表すことのできない高揚感は、今でもなお昨日のことのようにはっきりと思い出すことが出来ます。あれから1年が経過したと思うと信じられないですが、時の流れとは本当に早いものだと痛感します。

今回の活動日誌のテーマですが、新年一発目ということもあり、せっかくですので2024年度野口真幸の宣言という意味も込めて、私の「目標」について書かせていただきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。

それでは早速ですが、私の目標を発表させていただきます。

「日本一」

チーム目標と同じになってしまいましたが、私には人生で成し遂げたい大きな目標がいくつかあり、その中の一つに日本一が含まれているというわけです。

現代は人生100年時代などと言われていますが、その100年の間に精一杯全力で日本一を目指せる時間など、学生のうちのたった数10年程度しかないでしょう。20代30代と年を重ねても戦い続けるプロの世界となれば話は別ですが、主に結果が求められるプロの世界とは違い、ただ純粋に競技を楽しみながら勝利を目指せるのは、学生時代の部活動やクラブ活動だけではないでしょうか。だからこそ私は、学生のうちに獲る日本一が何にも代えがたい特別なものであると考えています。

さてそんな私ですが、小学校、中学校、高校にて計8回の全国大会に出場しましたが、最高戦績は全国ベスト16。日本一に届いたことはありません。昨年行われた全日本インカレでは自身9回目となる全国大会に出場しましたが、結果はまたもベスト16で、残念ながら日本一を達成することはできませんでした。

自分で言うのもなんですが、私は日本一を人生の目標に設定しているわけですから、それにかける思いは誰にも負けません。正直日本一を取ることが出来たのならば、そこで私の人生は終わってもいいとすら思っています。それほどまでに、私にとって日本一はどうしても成し遂げたい目標なのです。

ここまで私の目標について熱く語らせていただきましたが、私が所属している塾バレー部の日本一への道のりは、決して簡単なものではないことは確かです。昨年から8人の先輩方が引退されて、特に戦力面で、スタメンであった島田先輩(経4)、大槻先輩(総4)、松本先輩(環4)の抜けた穴はとても大きいでしょう。今後は日本一を目指す上でチームとしてのレベルアップはもちろんのこと、選手個人としてのレベルアップも必要不可欠になってくるはずです。

ですが実際、私の今の実力は関東一部で戦うには不十分であり、このままでは日本一など夢のままで終わってしまうでしょう。カテゴリーが上がるごとに比例して上がっていくレベルに対し、私自身も成長し続けなければなりません。レシーブやスパイク、サーブなどの技術向上に加え、体作りなど課題は山積みですが私はまだまだ成長できるはずです。まずは塾バレー部で一番安定感のあるレシーブと、ここぞという場面で決めきれる勝負強さを持ったプレイヤーを目指し、コツコツと努力を続けていきたいと思います。

最後になりますが、皆さんは映画やアニメで主人公が一人でラスボスを討伐しているところを見たことがありますか?おそらくですが、多くの人が見たことがないはずです。まあ大体の主人公は途中で困難にぶつかり、そのたびにどこからか颯爽と現れたヒロインに助けられ、協力し合って進んでいくのが一般的ですからね。ヒロインって本当にすごいんですよ。主人公が困っている事柄に関して的確な手助けをしてしまうんですから。

この塾バレー部というチームには絶対的エースとして存在し、マンモス級のパワーを持つ渡邊主将(商3)や、その様はまるで東京タワー!ネット際で圧倒的な存在感を放つ芳賀副将(環3)、スーパールーキー山口快人(経1)など、ほかにも主人公と呼ぶにふさわしい選手たちがたくさん在籍しています。主人公と呼ぶにはまだ弱弱しい私ですが、それならばヒロインとして、豪快なスパイクやブロックではなく、地道なレシーブや地味でも丁寧なプレーで主人公達の助けになって見せましょう。日本一を目指す上で、ヒロイン野口の存在は必要不可欠なものになるはずです。

学生最後の残された3年間で悲願達成へ、ニューヒロイン野口真幸は進化を続けます。

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