皆様、はじめまして。
今年度から慶應義塾体育会バレーボール部に入部しました総合政策学部1年の宮川郁真(みやがわいくま)です。この場を借りて自己紹介させていただきます。
出身は長野県の松本県ヶ丘(まつもとあがたがおか)高等学校でポジションはウィングスパイカーを務めています。バレーボールは小学校3年から友人に誘われて始めました。ジュニアの頃の監督がとても厳しく初めはバレーボールがあまり好きではありませんでしたが、次第に技術の上達と勝ったときの喜びを感じるようになり小学校高学年ではこのスポーツの魅力に取り憑かれていました。その影響もあり中学でもジュニアと同じメンバーで全国大会を目指し日々努力しました。その過程で人間性や礼儀作法を学び今振り返ると人として大きく成長できた中学3年間だったなと思います。
これまでの私のバレーボール生活の中で1番大きな変化があったのが高校です。私の出身校である松本県ヶ丘高校は決してバレーボールの強豪校ではありません。毎年県大会ベスト16くらいのチームでした。ですので練習場所もギャラリーだけの日や、テスト前になると学校の規則で2週間練習禁止などバレーボールをするには恵まれた環境とは言えませんでした。そんな中私たちの代ではあえてベスト4という目標を掲げました。毎朝早くから仲間たちと午後の短い練習時間を埋めるために朝練を行うなどしてどうすれば強くなれるのか、また自分がどのようにバレーボールに向き合うのかを全員が本気で考えて努力しました。顧問の先生の熱いご指導のおかげもあり3年生最後の大会では29年ぶりに3位入賞することができました。考えた方によってはベスト4なんてと思われていたかもしれません。しかし私は弱小校だからこそできる経験や見える景色があったと思います。格上のチームを喰ってやろうという雑草魂や小さな努力を続けることの大切さを身にしみて感じた3年間でした。
今の私にとっては毎日コートが使える環境、部員が30人以上いてAB戦ができること、全てのことが新鮮でありとても恵まれているなと思います。この想いを忘れず、地元の家族や友人、諸先生方、支えてくださる全ての方々に感謝の気持ちを持って取り組んでいきたいと思います。経験が少ない分たくさんのことを吸収できるように努力していきたいです。4年間頑張ります、よろしくお願いします!!