男子

努力と笑顔

商学部2年  野口 真幸

日頃よりお世話になっております。商学部一年野口真幸と申します。

「努力と笑顔」
私はこの言葉はそれぞれが意味を持ち、とても密接な関係にあると考えています。今回の活動日誌では「努力と笑顔」について書かせていただきたいと思います。よろしければ最後までお付き合いください。

我々スポーツマンにとって努力とは非常に身近な言葉であり、当然ながら人によってその努力量は違うでしょう。振り返ると私は十年間でたくさんの努力を行ってきました。朝早く来て何本もサーブを打ったこと。蒸し暑い夏の体育館で仲間と共に倒れるまでトレーニングに打ち込んだこと。練習後に数百本のサーブレシーブを行ったこと。他にも数えきれないほどです。これらすべての努力は試合で勝ち続け、全国で上位に食い込むという目標のためでした。しかし、今までの努力の中で報われた努力よりも、報われなかった努力のほうが多かったように感じます。コツコツと努力を続けても結果が出なかったときは今までの自分を疑うとともに、自分の力不足を実感し、全国の壁の前で大きな絶望を経験することもありました。

では報われなかった努力は無駄だったのかといわれますと、私は胸を張って無駄ではないと言い切れます。なぜなら、そのすべての努力が自分の自信につながっていると信じているからです。これは間違いなく根拠のない自信です。しかしこの自信が、大切な試合での大きな一点につながるはずです。私はこの根拠のない自信を持つことがスポーツにおいてとても重要なことだと考えています。

先日更新された一木さん(法2)の活動日誌(https://keiovb.com/blog/10059/)にて、「逆境を笑え」という言葉について触れられていましたが、この「逆境を笑え」という言葉について私なりに考えてみました。確かに幾度の逆境を笑って乗り越えてきた我々塾バレー部ですが、何の根拠もなしに笑っていたわけではありません。その笑顔の裏側にはたくさんの努力からなる自信があったのだと強く感じています。我々塾バレー部では日々の練習だけではなく、ほぼすべての部員が練習前後の自主練に取り組みます。このような日々の努力の積み重ねこそが根拠のない自信を生み出し、どんな逆境に立たされても俺たちならやれると信じることで逆境を笑って乗り越えてきたのではないでしょうか。逆境を笑える選手こそ、今までにたくさんの努力を積み重ねてきたのだと思います。

最後になりますが、私の好きな言葉と一枚の写真を紹介させていただきます。

「努力の花を咲かせよう」

この言葉は中学時代に出会った言葉で、今でも大切にしています。この努力の花が「笑顔」であり、努力の賜物をいっぱいに咲かせる。そういった意味が込められている言葉ではないでしょうか。笑顔には不思議な力があるとはよく言いますが、まさにその通りであり、最後にはよく笑うチームにこそ勝利の女神は微笑むのではないかと思います。

この写真は我々塾バレー部が改めて「日本一」という目標に向けて決意を固めた日に撮影したものです。
秋リーグ残り五試合。すべての試合で死力を尽くし、あふれんばかりの努力の花を咲かせます。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このページをシェアする

当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

閉じる