日頃よりお世話になっております。法学部法律学科2年の一木脩平と申します。
日ごとに秋の気配を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
「逆境を笑え」
この言葉は福岡ソフトバンクホークスやトロント・ブルージェイズで活躍した、元プロ野球選手である川崎宗則選手の著書のタイトルです。あまり長々と野球関連の話題を述べると、某先輩アナリストとキャラクターが被ってしまうので、詳しい本の内容は省略させていただきます。
この言葉は「逆境」というものを楽観的に捉えたり、かたや投げやりに考えたりというものではありません。逆境に立たされた状況ですらも、楽しんで力に変えるという意味であり、塾バレー部のメンタルトレーナーである辻先生のメンタルトレーニングにも通ずるものがあるように感じます。
この「逆境を笑え」という言葉こそ、今の塾バレーに最もふさわしい言葉なのではないでしょうか。秋リーグ第5戦、宿敵日本大学にフルセットの激闘の末勝利したものの、次の東海大学戦ではセットカウント0-3と惨敗。この秋リーグの目標である5位以内に入るためには、この先も負けられない試合が続きます。また以前の活動日誌にも書かせていただきましたが、関東一部に所属する他大学は、塾バレー部と比較して選手層の厚さや経験値に差があり、秋リーグの残り試合もきっと楽に勝てる試合など全くなく、厳しい試合になることは間違いありません。この現状こそまさに「逆境」なのです。
しかし今思い返すと、この一年間は常に「逆境」に立たされていたのではないかと感じます。新チームが指導してすぐにインフルエンザの蔓延による部活動停止。春リーグでも中々試合に勝てず、最終週まで入替戦を回避できるかどうかわかりませんでした。夏休みには主力の相次ぐ離脱により全員で練習する機会が少なく、焦燥感や不安に駆られる日々でした。
それでも我々は何度もこの逆境を跳ね除けてきました。どんな崖っぷちの状況であっても逆境を笑い、乗り越えてきました。今回も今までと何も変わりません。この負けられない試合が続く日々すらも楽しんで、全員で1つでも多く勝利をもぎ取りに行くのです。そして「逆境を笑い」続け、最後には日本一になって本当の意味で笑ってこのチーム島田を締めくくることが出来るように、これからも全力を尽くします。そして4年生を日本一の4年生にするために我々は何度だって逆境を笑い続けるのです。
一年間の振り返りのような文章になってしまいましたが、秋リーグはまだ半ばです。まだ6試合も勝つチャンスが残っています。目標であるリーグ5位以内に、そして最終目標である日本一になるために私一木脩平はアナリストとしてこれまで以上に精進してまいります。最後になりますが、塾バレー部への応援とご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。乱文失礼いたしました。