FOR HIGH SCHOOL GIRLS

高校生の皆様へ(女子)

部員からの入部案内

宮里 夏輝

2023年度法学部政治学科3年
出身校:桐光学園高校
入学方法:Fit入試

バレー部の魅力

体育会だからこそというのもありますが、やっぱりバレーボールが本気でできることです!大学生になってもこんなにみんなで汗をかいて、体育館に滑り込んで、大声を出して、というのができるのは本当にすごいことだと思います。また、長い人では小中高とバレーボールをやってきているため、それぞれが学んできたことがあります。それらを結集させ、後輩からでも意見を言ったり提案したりしています。全員で同じ練習をするため、常にレベルアップしていけます!

慶應大学・バレーボール部に決めた理由

大学に入った理由は、かっこよく言えばメディアの勉強がしたかったからです。受験期に読んだ大石裕先生に一目惚れし、会ってみたいと思いました(今授業を受けてます)。政治学科でメディア?と思った方もいるかもしれませんが、政治学科では社会学、経済学、法学、本当に様々な勉強をします(私は心理学、倫理学もたくさん学びました)。興味の及ぶままに勉強できるのが、良いところかなと思ってますし、法律学科ではなく政治学科に決めた理由です。
そして、バレー部に入った理由ですが、大変お恥ずかしいのですが、こちらの方が私が慶應に入った本当の理由です。バレーボールを体育会で続けたくて、色々なことを加味した結果、慶應が最適だと感じたのです。
私のような入学理由、入部理由の人は稀だと思いますので、気軽に入部してください笑

勉強方法

fit入試は、A方式とB方式があり、それぞれ一次では書類、二次ではA方式は講義理解と口頭試問、B方式は小論文2つと面接を行います。一次の書類に関して、どちらにも必要な提出書類は志望理由書と4つの質問項目です。特にB方式では、この2つしか提出しないため、文章で自分を伝えるということが大事になります。A方式ではこれに加えて自己推薦書をPowerPointなどを使って作成します。私はメディアによる障害者差別をテーマに書き、中でも障害者スポーツの認知度を上げたい!ということを目標に書き上げました。有識者にお話を聞いたり、自分の問題意識を明確にしたりといったところです。二次に関しては、講義理解、口頭試問、小論文はとにかく練習してください!過去問が全て大学ホームページにのっているので、全て解ききってください。時間は本番の試験よりも10-15分短めにすることをおすすめします。面接は、教授とのお喋りを楽しんでください笑

受験生にアドバイス

私は書類に関してはとにかく自分らしさをどう出すかというところを意識しました。大学側はとてつもない量の書類を見ることになります。その中で、自分の書類に何かを感じてもらうためには、ただお利口さんな文章を書いていても何も伝わりません。将来どうなりたいか、社会をどうしたいかという具体的なビジョンをもって取り組んでみてください。とはいっても、教授は完璧なものを求めているわけではありません。私自身が感じたことは、いかに自分の熱意を伝えるかというのが大事だと思いました。慶應に入りたい!!というのを全面に出して下さい!

受験生に伝えたいこと

受験期を楽しんでください!特にfitを受ける人は、自分を褒めて褒めて褒めまくりながら過ごしてください。自分がわからない魅力は、初めましての教授に伝えることはできません。自分が1番自分を好きでいてください!

朴智民

朴智民

2022年環境情報学部卒
出身校:The British School in Tokyo 
入学方法:推薦入試(自主応募)

バレー部の魅力

As a team sport it already brings in so many advantages such as improving communication, and building strong relationships that become more than friends but family. Personally for me I came into the team with terrible Japanese, but I could get by because I had a member that was able to explain to me in English! I was super scared about the language barrier but now after being in this team for over a year I have more confidence in my Japanese and can communicate better with my team.

チームスポーツとして、コミュニケーションの改善や、友人ではなく家族以上の強い関係の構築など、すでに多くの利点がもたらされています。 個人的にはひどい日本語でチームに入ったのですが、英語で説明してくれるメンバーがいたのでうまくいきました! 言語の壁がとても怖かったのですが、このチームに1年以上在籍した後、日本語に自信が持てるようになり、チームとのコミュニケーションが向上しました。

慶應大学・バレーボール部に決めた理由

Choosing a course that connects my passions with my academic interests, Keio University Faculty of Environmental and Information Studies offers the program that I believe fits my needs in terms of uniqueness and flexibility. This course fulfils my thirst for exploring as well as refining my passion so I can become confident in what I want to pursue in the future. I am delighted to see that there are a range of sports related courses that the Faculty of Environment and Information Studies has to offer. 

私の情熱と学問的興味を結びつけるコースを選択することで、慶應義塾大学環境情報学部は、独自性と柔軟性の点で私のニーズに合っていると私が信じるプログラムを提供しています。このコースは、自分の情熱を探求し、洗練することへの渇望を満たし、将来自分が追求したいことに自信を持つことができます。環境情報学部が提供しなければならないスポーツ関連のコースがたくさんあることを嬉しく思います。

勉強方法

I had to submit the examinations I took in middle school and high school called IGCSE, AS, and A-Level. I also had to submit a video of myself giving a self-introduction, why I want to join Keio University and my passion. Along with that, I was required to write several essays on topics on again why I wanted to join Keio University, self-introduction, what I have been able to achieve, future plans if I were to be accepted to Keio, and a topic of my choice that I feel passionate about.

中学・高校で受けたIGCSE、AS、A-Levelの試験を提出しなければなりませんでした。また、慶應義塾大学に入学したい理由と情熱を自己紹介する動画も提出しなければなりませんでした。それに伴い、慶應義塾大学に入学した理由、自己紹介、達成できたこと、慶應義塾大学に入学するための今後の計画、私が情熱を持っていると感じる私の選択。

受験生にアドバイス

The advice I would give to students applying for the GIGA course (Global Information and Governance Academic) at SFC (Shonandai Fujisawa Campus) is to be explicit as to why Keio University is your number one choice, so mention what makes Keio University different from other universities. Also, clearly expressing your passion at whatever it may be is a very key point that they want to see in potential Keio candidates! The GIGA course allows you to have the unique experience of studying a range of courses, so expressing that you are very open to taking various classes to broaden your knowledge is worth mentioning!  

SFC(湘南台藤沢キャンパス)のGIGAコース(グローバルインフォメーションアンドガバナンスアカデミック)に応募する学生へのアドバイスは、慶應義塾大学が一番の選択である理由を明確にすることです。大学。また、慶應義塾大学の候補者に見たいと思っているポイントは、どんなことでも自分の情熱をはっきりと表現することです! GIGAコースでは、さまざまなコースを学ぶというユニークな体験ができるので、知識を広げるためにさまざまなクラスを受講することに非常にオープンであることを表現することは言及する価値があります!

受験生に伝えたいこと

The 3 key values I have learned so much since joining this team respect, hard work, and responsibility. It sounds cheesy I know but honestly these values have made me grow up so much, and I have become a better person. I know that because I was able to learn these 3 key values that my life not only after university but for as long as I live will lead me to a more humble and happy life.

このチームに参加して以来、私が多くを学んだ3つの重要な価値観は、尊敬、勤勉、そして責任です。 私が知っている安っぽいように聞こえますが、正直なところ、これらの価値観は私をとても成長させ、私はより良い人になりました。 これらの3つの重要な価値観を学ぶことができたので、大学卒業後だけでなく、私が生きている限り、私の人生はより謙虚で幸せな人生につながることを私は知っています。

倉員 未羽

2023年度商学部2年
出身校:慶應義塾女子高等学校
入学方法:内部進学

バレー部の魅力

体育会バレー部ならではの魅力は何よりもバレーボールが大好きな人が集まっているというところです。中学や高校のような「教えてもらうバレーボール」ではなく「学びにいくバレーボール」が出来る環境です。もちろん部員から教えてもらうことはありますが、技術向上のために、自ら考え動くということがほとんどであり、それが出来るのは全員が経験値関係なくバレーボールが大好きだからだと思っています。そして、沢山悩み考え抜いた先にある勝利は何ものにも変え難い嬉しさを味わうことが出来ます。

慶應大学・バレーボール部に決めた理由

入部を決めた理由は、上記の通り部員全員がバレーボールが大好きだからということもありますが、それ以上に先輩方が築き上げてきた部の雰囲気に魅了されたからです。中学・高校までの形式ばった先輩後輩という関係を前提とした仲の良さではなく、練習前後には最近行った美味しいお店の話や昨日のドラマの話など学年の垣根を越えた会話をし、練習が始まったらその明るい雰囲気が一気に引き締まり学年関係なく意見を出し合うピリッとした雰囲気の練習になるこの部に衝撃を受け、絶対にこの部に入りたいと思いました。

受験生に伝えたいこと

(「女子高生に伝えたいこと」に項目を変更します。) 私自身、学業と部活の両立に不安があったり高校までとは明らかに違う環境に最初は戸惑いましたが、今では入って良かったと心から思います。心技体ともに成長している実感を得られ、それが成果として現れた瞬間はとても楽しいです。部員みんなが本気でバレーに向き合っている分、衝突したり同じ方向に進むために話し合うことも少なくはなく大変なことも勿論ありますが、好きな競技を通じて大切な仲間ができて、その仲間と試合に勝てた時はとても幸せです。大学4年間、何をするにしても全ては自分次第。どうせ同じ4年間を過ごすなら好きなことにとことん打ち込んでみませんか? 少しでも興味のある子は気軽に練習に来てみてください!皆さんの入部をお待ちしています!

富村 美祐

2023年度3年生/商学部
出身校:東京都立国際高等学校
入学方法:指定校推薦

バレー部の魅力

2点あり、1点目は誰にでも成長機会があることだと思います。
私は初心者かつ1年生11月から遅れての入部でしたが、学年問わず部員みんなが1から教えてくれます。体育会という組織にハードルの高さを感じている方も多いと思いますが、周りの優しいサポートを受けながら集中して取り組める環境が整っているので、全く心配しなくて大丈夫です。バレーボールを続けてきた方にはもちろん、新しいことを始めたいという方にも素晴らしい環境だと思います!
2点目は慶應義塾大学の良さをたくさん感じることができる点です。
三田バレーボール祭では慶應一貫校とのつながりが感じられ、伝統である早慶バレーボール定期戦は毎年その規模の大きさに圧倒されます。また、私は現在三田キャンパス所属ですが、日吉で練習を行なっているため、それぞれのキャンパスの良さを体感することができるのも魅力だと思います。体育会に入部していなければ経験することができなかったことが数多くあり、今は入部を決意して本当に良かったと思っています。

慶應大学・バレーボール部に決めた理由

高校3年生の時にまだ自分が専攻したい学問が定まっていなかったので、経済や経営など幅広い選択肢がある商学部を考えるようになりました。その中でも、商学系の科目だけではなく、一般教養の科目も充実していた慶應義塾大学を志望しました。
自分にとって大学生活の軸となるようなことがしたいと思い、体育会への入部を考えるようになりました。大学までは個人競技を行なっており、新しくチームスポーツを経験したいという思いからバレーボール部に魅力を感じました。
実際に見学させてもらった時に部員の方々がとても優しく、雰囲気に惹かれて入部を決めました!

勉強方法

私は指定校推薦で合格をいただいたのですが、他の人が勉強していない時間帯にどれだけ追い込めるかということを意識していました。
受験生時代はこれまで夜型だったのを朝型にできるよう意識したり、電車の移動時間は必ず単語帳を開いたり、学校の昼休みは友達と図書館で勉強したりなど小さな積み重ねが結果に繋がったと思います!
指定校推薦を考えている方は、推薦のことばかりを考えてしまうと夏休みあたりで燃え尽きてしまうと思うので、きちんと一般受験のことを視野に入れながらペースを切らさないように勉強を継続することが大切だと感じます。
一般対策をしていた夏休みまでは、とにかく日々量をこなすことで自分に自信をつけていました。

受験生にアドバイス

受験はとても長期戦で大変なこともたくさんあると思いますが、志望校に合格する自分を想像して頑張ってください!
一緒に頑張れる友達や、なんでも話せて頼れる人を作ることが大切だと思います。
疲れたりやる気が落ちてきたりしてしまうことがたくさんあると思いますが、私はオープンキャンパスへ行ったり、志望校のパンフレットを読み直したりすることでモチベーションを維持できるようにしていました。応援しています!

受験生に伝えたいこと

指定校推薦は単願のため、自分が大学で何をしたいのか、本当にその大学でいいのかよく考えながら志望校を決定することが大切だと思います。
学校の日々の勉強は、一般入試においても重要な基盤になると思うので、後悔がないように1日1日を大切に頑張ってください!頑張った分だけ自信になるし、結果がついてくると思います。
慶應義塾大学で皆さんと一緒にバレーボールをできることを心待ちにしています!

宮崎 由依

2023年度文学部3年
出身校:群馬県立前橋女子高等学校
入学方法:一般入試

バレーボール部の魅力

バレーボール部の魅力は心身共に磨けるところだと思います。熱い思いを持って、バレーにもチームメイトにも本気で向き合うことで体力や技術はもちろん、多様な価値観や個性に触れられ、人間力をも磨くことができます。さらに、週5日という長い時間を共有する仲間たちはバレーボール以外にも日常の悩みや学校生活、他愛のない話をする頼れる存在です。

入学理由

私がこの大学に決めた理由は単純にかっこいいと思ったからです。ふざけているように思う人もいるかもしれませんが、大真面目です。私は高校時代も運動部に所属しており、部活のことしか頭にない人間だったので当時の学力は慶應合格とは程遠いものでした。そして部活引退後、本格的に大学受験のことを考え始めた時どうせ行くならかっこいいところが良いと思いました。そこで学力と入試までの期間を逆算して5教科では間に合わないと判断し、最難関の私立大学、慶應義塾大学にしようと決めて勉強を始めました。今までサボってきた分、道のりは相当厳しいものでしたが、強い気持ちさえあればどうにかなること、逆に強い気持ちを持ち続けることの大切さを学びました。慶應に行きたい気持ちがあっても学力に自信がなくて迷っている方、その強い気持ちさえあれば大丈夫です!慶應でお待ちしております!

入部理由

私は、中学時代はバレーボール部、高校時代はバスケットボール部に所属しており、大学ではそのどちらかをやりたいと考えていました。入学して間もなくSNSで各部の新歓PVを拝見し、バレーボールへの気持ちが強くなりました。そして実際に見学に行き、私はその日のうちにバレーボール部への入部を決意しました。先輩方の活気、熱気、本気に魅了され、自分でも驚くほど「ここでバレーボールをしたい!」という気持ちが込み上げてきました。あの時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。そんな衝動的な入部ではありましたが、現在この選択をしてよかったと心から思います。バレーボールと、そして仲間と本気で向き合う日々は最高に充実しております!

受験生へのアドバイス

勉強をする前に受験したい大学のことをよく知ることをおすすめします。それがモチベーションにも効率の良い勉強にも繋がります。

受験生に伝えたいこと

私がここで皆さんにお伝えしたいことは1つです。受験生活の中では悩ましい選択を迫られる場面が多々あると思いますが、どんな選択をしたとしてもその選択をしてよかったと思えるように行動してください。自分の未来を決めるのは今の自分です。皆さんが輝かしい未来を手に入れられるよう応援しております!

泉川 茉莉

2023年度総合政策学部4年
出身校:Repton School Dubai
入学方法:AO入試

バレーボール部の魅力

3年間バレー部に所属していて、一番入ってよかったと思う部の魅力は人間的に成長できるところです。バレーボールはチームスポーツなので、一人一人の声や表情が練習の雰囲気を左右します。練習では辛い時でも元気な声を出し続けたり、表情を明るくしないと自分のプレーも弱気になります。入部当初は辛かったことでも、ずっと続けていると、「疲れても表情にあまり出ないようになったな」「声を出して、無理矢理にでも自分の気持ちを落ち着かせられるようになったな」と感じる瞬間があります。こういった人間的な成長は、バレーをしていない場面でも役立っていると思います。普段の練習で培われた成果か、ストレスが溜まったり、辛いことがあっても、バレー部での感覚が蘇ってきて、「よし、ここで頑張ろう」と思えます。人間的に自分の弱さに向き合わせてくれて、何度も修正するチャンスを日々与えられているバレー部という環境は魅力的だなと思うと共に、このような環境にいることができてとても感謝しています。

慶應大学・バレーボール部に決めた理由

私は慶應SFCキャンパスの早期からゼミに入れる点、好きなことを分野を横断して追求できるという点に魅力を感じ、入学を決めました。大学のゼミは3年生から入るのが一般的ですが、総合政策学部・環境情報学部では一年生の二学期目からゼミに入ることができます。(SFCでは研究会と呼びます)ゼミは授業とは異なり、自ら社会に存在する問題を見つけ、それに対して調査や分析を行なったり、自らフィールドワークやインタビューを通じて検証できます。意欲があれば、新しい仕組みの提案やアプリ・サービスの開発を行うこともできます。自分の関心が高いテーマについて早いうちから、深掘りし、分析やコミュニケーション技術を養えるのはSFCならではの魅力だと思います。また、研究会を変えることや複数の研究会に同時に入ることもできるため、自分の興味を最初から固定する必要がないことも魅力です。さらに、SFCでは必修科目が比較的少ないため、自分の興味のある授業を、文理の隔たりを超えてバイキングのように良いところどりして履修できることも特徴的だと感じます。私自身、総合政策学部ですが、これまでセンサーアプリ開発の授業を取ったり、ファイナンス系や歴史の授業を取ったりと、自分には何が合っているのかを探すにはもってこいの制度だと感じます。

バレー部の入部理由は、チームスポーツの魅力を感じたからです。私は高校ではバイアスロンという(トライアスロンの自転車を抜いたもの、泳いだ後に走る)個人競技をしていましたが、バックグラウンドが全く違う人たちが一つの目標に向かって高めあうチームスポーツに憧れがありました。慶應女子バレー部に体験に行った時、チームで切磋琢磨し、次の人のためにボールを繋いでいく姿に魅了され、自分もここで成長したいと感じ入部を決めました。

勉強方法

私はAO入試のIB方式で受験をしました。この方式では書類選考と面接があります。書類選考では、学校の先生などによる志願者評価、高校時代の活動報告の他に、志望理由書、自己アピール書類、任意提出書類の準備が必要です。

私は5年生でアラブ首長国連邦という国に行き、以降インターナショナルスクールで高校卒業まで滞在していました。高校は国際バカロレア(IB)というプログラムを採用しており、大学受験に向けて高校の成績には力を入れていました。高校での勉強の肝はタイムマネジメントではないかなと思います。私は学校からやや遠い場所に住んでいたため、5時半起床、10時就寝の生活を送っていました。夜が遅いのが苦手だったので、絶対に10時に寝るぞと決めて、学校から帰るまでの移動時間にあらかじめ何を重点的に勉強しなければいけないのか決めたり、週の初めに段取りを頭に入れて、課題やテストの復習が直前にならないようにする工夫をしていました。

AO入試では一般入試のような大学での試験がない分、高校時代を通して活動を積極的に行うことが大切になります。自分の興味がはっきりしている場合はその興味をとことん追求して自らプロジェクトを企画したり、大会に出たりする人もいると思います。私の場合は興味の範囲が広く、これといった分野が固定していなかったため、バイアスロン、ディベート、英語教育支援プログラムなど幅広く活動を行いました。テーマが統一していなくても、そこで何を得たのかを考え、自分が将来何をしたいのかを見出していく力が大切になると感じます。受験を考える高校生の皆さんには、どんな活動でも少しでもやってみようと思った時に、考えるだけで踏みとどまるのではなく、どんどん行動に移して行ってほしいなと思います。その時は何が得られるかわからなくても、何かやってみることで見えてくることがたくさんあります!

受験生へのアドバイス

個人的な見解にはなりますが、どの受験方法を選ぶにせよ、高校での成績は大切になります。特にAO入試のIB方式では6つのIB教科とExtended Essay, Theory of Knowledgeで40点前後の高得点を取ることができれば、安心してそのほかの資料の準備ができます。高校内でのテストや先生とのコミュニケーションを意識的に頑張っていれば、志願者評価も問題なくクリアできるはずです。

おそらくAO入試で苦労するかつ、最も重要視されるのが志望理由書と自己アピール書類です。志望理由書には大きく4つのことが書けると思います。これら一つ一つを考えてみて、言葉にするのが難しいと感じたら、まずはアイディアを絞り出すまで紙に書き、もう出てこないとなったら、人に話してさらに頭の奥底に眠っているアイディアや、自分が気付けていなかった視点を得てみてください。

①自分が何に興味があるのか、または自分が問題だと感じていること
②その興味や問題に対して自分が行ってきたこと
③大学に入ってから探求したい研究テーマ、どのような状況を目指したいのか
④なぜSFCでなければいけないのか

志望理由書の執筆の段階になったら、「私のことを何も知らない人が読んでもわかるか」「飽きないか」を意識して書き進めてみてください。志望理由書は「私ってすごいでしょ!」という一方的な見せつけや自慢話ではなく、「私はこんなことをしてきたからこそ、こう考えて、さらにこういうふうに今後繋がると思う!それを叶えるのがSFCの環境なんです!」という見えない教授方に対する論理的な説得の場だと思います。そのような意識があると、より魅力的な文章が書けると思います。自己アピール書類も同様に、A4二枚を文字でいっぱいにするのではなく、見る人の視点に立って作ることが大切です。自己アピール書類では、スペースが限られているため、自分ができる最大限、簡潔に、無駄なく、一瞬見ただけで何が伝えたいかわかるように資料を作ると良いと思います。

なぜSFCでなければいけないのか、という問いはなかなか難しいと思います。この打開策として毎年開催されるOpen Research Forum(通称ORF、オープンキャンパスのようなもの)に行って教授や学部生とお話ししてみると良いかもしれません!

受験生へ伝えたいこと

受験では常に「これで受かるかな?」という不安がつきものだと思いますが、重要なのは、その時自分ができるベストを出せているかではないかと思います。そのベストというのは、もちろん「気持ちを入れる」という意味もあると思いますが、「自分には他に何ができるだろう?」と考えたり、周りに聞くことが大切だと思います。自分の興味のある研究テーマが分からないのであれば、興味が出そうな領域は何か、リサーチしてみたり、周りの詳しい人に聞いてみてください!きっと自分は気づいていない自分の側面に気づけるはずです。他にも行き詰まった時は、周りを頼って志望理由書を読んでもらったり、家族に面接官になってもらって自分の考えを整理したりと、自分に合った「できること」を見つけてみてください。絶えず受験のことを考え続けていると嫌になってきてしまうと思います!休む時はしっかり休んで、ベストパフォーマンスが発揮できるよう、自分を置く環境や、受験への取り組み方を工夫してみてください。皆さんがやりきったなと思える受験準備ができるよう、応援しています!

最後に、バレー部では部員一同皆様の入部を心よりお待ちしておりますので、入学が決まった際はぜひいらしてください!

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