女子

しなやかな強さ

法学部法律学科4年  野崎 莉黄

寒さのピークを超え春の訪れも近い日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。

法学部法律学科1年の野崎莉黄です。

2月となり、1年生ももう残り僅かとなりました。14年間通った学園の中でいわば「井の中の蛙」だった私が、右往左往しながら大学という世界に飛び込んでから、もう1年も経ったのかと思うとその時の流れの早さに驚くばかりです。

さて、怒涛の試験期間を終えてバレーのことだけを考えることのできる長期休みを迎えたわけですが、私が今1番欲しいものは「強さ」であると日々感じています。バレーの技術はもちろん、それと同じくらい精神的に強くなることの重要さを痛感する毎日です。精神の強さを持つこともまたバレーの技術向上には必要不可欠だと痛感しているからです。

「強さ」と一言で言っても、忍耐する強さ、緊張やプレッシャーの中でも自分の持つものを発揮する強さ、切り替える強さなど際限なく出てきます。

そしてそれを追い求める姿勢を感情や言葉で表現することで、自分を戒め、鼓舞しながら日々の練習に励むことも非常に意味があると思います。

とはいえ、私は「頑なに張る強さ」でなく、「しなやかな強さ」を持つこともまたとても重要だと思います。言うなれば、竹のような強さを持ちたいのです。

竹は決して派手ではないし、その強さを全面に出しているような植物ではありません。それでもその材質はしなやかで強く、様々な製品に加工出来、同時に風が吹いても簡単には倒れることはありません。

人から見えるような強さを全面に纏っているようなことはなくとも、自身の確固たる芯や想いにまっすぐに貫く強さをそれでいてその場その場の状況に素直に従えるような人でありたいと思います。

当然のことながら、バレーの技術対しても同様のことが言えます。バレーへの姿勢について他人から自分は強い人だと思われていようが、そうではなかろうが私は私の目標に向かってただひたすらに努力を重ねて参ります。たとえ自分の思い通りに出来ないことがあったとしても、その時の自分のあるべき場所だと受け止めてそこで働き自己の役割を果たしたいと強く思います。

向き合うべきことや考えるべきことの多さに、学年としてもそして個人としても今がまさに正念場といったところです。どんな状況下でも、ポッキリと折れることなく、しなやかな強さを持って立ち向かっていきたいと思います。

来週で基礎練期間も終了し、春リーグに向けてチームの歩みはさらに加速していくことと思います。プレー面はもちろん先に掲げたような自身の精神的成長でチームに貢献できるよう努力いたします。

先の見通せない毎日ではありますが、皆様お体には十分お気をつけてお過ごしください。

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