男子

五つの原則

文学部卒業生  藤田 鈴子

日頃よりお世話になっております。文学部3年の藤田鈴子と申します。
外に出るだけで汗の吹き出るような厳しい気温が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
依然として応援してくださる皆様となかなかお会い出来ないことは非常に残念ですが、改めて嬉しい報告をさせて頂きます。
先日、安達(環3)・島田(経1)が全日本ビーチバレーボールU-23選抜優勝大会にて優勝という輝かしい成績を残しました!
ビーチバレーはインドアのバレーボールと似ているようで非なる点も多く非常に面白いスポーツです。本大会の数日前に行われた関東大学ビーチバレーボール選手権大会には2人以外の部員も出場し、大変賑わいました。インドアとビーチを見事に両立させ、日本一という最高の結果を残してくれた2人に改めて敬意を表したいと思います。またインドア・ビーチ共に今後も更なる成果を上げられるよう、部員一同励んで参ります。

そして先日、遂に東京オリンピックが開幕しました。バレーボールに携わる者として日本代表の活躍は非常に嬉しいですね!同じ大学生である早稲田大学の大塚達宣選手、日本体育大学の髙橋藍選手には是非とも注目したいです。塾バレー部員もきっと同年代の選手の活躍に感化されている事と思います。
オリンピックと言えば、世界の大陸、自然現象を表しているとされる五輪のマークが特徴的です。今回は五輪にちなみ、スポーツにおける五つの原則について記させていただきたいと思います。

「心・技・体」という言葉は皆様も一度は耳にしたことがあると思います。「心」はメンタル、「技」はテクニック、「体」はフィジカルを表しており、スポーツをする上ではこれらを身につけ鍛えることが重要とされています。しかし近年、この三点に加え新たな要素が注目されているのです。
大学バレーの配信でお世話になっている大学スポーツ協会のUNIVASは、「心・技・体・知・徳」を五大原則として掲げています。「知」は学問、「徳」はスポーツマンシップを表しているそうです。
バレーボールにおける「知」は、単純にバレーに対する知識だけでなく、体を動かしながらどこまで思考できるか、ということだと考えます。ただ与えられた練習をこなすだけ、対戦相手に対応するだけでは「知」は身につきません。自身が能動的になり、考えながらプレーをする必要があるということです。
「徳」は前述の通りスポーツマンシップ、もう少し広く見れば人間性のことでしょう。約半年前、現チームが始動する際に星谷監督から「部員が成長し、自律自走する組織を目指して行動指針をたてて実践しよう」というお話を頂きました。この考え、行動指針(具体的な内容については伏せさせて頂きます)はまさしく「徳」に直結する考えであり、バレーボールを通して自分という人間を磨き、その結果としての成長を表しています。

現在塾バレー部はメンタルトレーニングで「心」を、日々の練習で「技」を、トレーニングで「体」を鍛えております。それに加えこの「知」「徳」を磨くことで更なる成長を目指して参りたいと思います。この五点が輪のように重なり、繋がることできっとチームとしての力も変わってくると信じています。皆様に進化した本塾バレー部の姿をお見せできる日が来ることを心待ちにしております。
今後とも応援の程よろしくお願い致します。

失礼致します。

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