【活動日誌】Bチームで(政2・西山誠一郎)

拝啓 薫風の候、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
突然の改まった挨拶に驚いた方もいるかもしれません。このようなフォーマルな形にしたのは、毎度活動日誌を書く度に、挨拶状の正式な書き方はどのようであったかと隔靴掻痒の思いをしておりましたので、今回思い切って調べて、この書き方をすることにしました。
さて、私も2年生になり1か月が経ちました。新入部員ともすっかり仲良くなり、自分が行っていた呼番や、コートの準備、後片付けの仕事が次々と一年生へ引き継がれて、時間と心のゆとりを感じています。
日々の練習では、皆が一緒になって切磋琢磨し、上手くなろうとしているわけですが、試合の時は、AチームとBチームに分かれて試合をします。Aチームにいる人が試合の時のスターティングメンバーの候補になるため、Bチームにいる人は少なからず劣等感を抱いていると思います。私はBチームのピンチサーバーですので、劣等感はあるのですが、少ししか試合に関わりません。したがって、自分がBチームに所属しているという実感は薄いです。しかし、Bチームで実際に戦う人たちはAチームが相手であろうと、むしろAチームが相手であるからこそ勝ちたいという気持ちは強いのかもしれません。
 そうは言っても、チームでAB戦を行う時は、いつもBチームが1セットも取れずに負けてしまいます。ただ、先日AB戦を行った時のことです。最後にBチームが負けた時にBチームのある人が、下を向いて、自分のズボンをギュッと握りしめて、「う゛~」と小さな声を出して悔しがっている姿を見ました。一瞬の出来事だったので、その姿を見た人は少ないと思いますが、これを見た時に私は、Bチームでいつも負けていても、これほど勝ちたいと思っている人がいるのかと心を動かされました。
 たかがピンチサーバーである私がBチームの勝利に影響を与えることなんて不可能だと思っていました。しかし、その姿を見てからは私がピンチサーバーで出て、1点でも多く取ることができて、最終的にBチームがAチームに勝てたなら、とても嬉しいだろうなと考えるようになりました。その結果、サーブをいつも以上に練習するようになりました。
 練習の些細な出来事ではありましたが、いい経験でした。
 最後になりましたが、時節柄、ご自愛のほどをお祈り申し上げます。
敬具