【Coaches’ Board】4年生へ(第2弾)

「東レアローズジュニア出身の選手が韮山高校にいる。」そう聞いて顧問の小津先生へ連絡し、伊豆箱根駿豆線でコトコト韮山へ。どことなく落ち着いた感じの谷口と面会。元々聡明であっため受験も無事合格しバレーボール部の仲間となった。入部後は、サイドとして頑張っていましたが、チーム事情でリベロへコンバート。皆さんお忘れかもしれませんが、2年次の入替戦、劣勢の中ディグリベロとして途中出場し見事ワンタッチボールを上げ続け、流れを引き寄せた勝利の立役者です。あの時は流れが悪く、中々優位に立てない中でベンチの戸川主務が「ディグが上がっていません。谷口を使って下さい!」と進言してきました。瞬時に納得してコートに送り出したら地道にボールを上げ続けてくれました。リザーブメンバーが勝利を引き寄せる、しかも入替戦で。とても貴重な試合となりました。日頃、喜怒哀楽を表情に出すタイプでは無いので、ある意味損をするかもしれませんが、冷静に物事を分析する能力は非常に長けていて3年生からはアナリストとして選手たちより長い時間をバレーボール部に費やしていたと思います。4年生なり、幾度か選手に復帰しないかと促しましたが丁寧に断られました。谷口も他のサポートメンバーと同様、入部当初に描いていたバレーボール人生では無かったかと思いますが、最後までキッチリ仕事をしてくれました。本当にお疲れ様。

最後に、今年1年間で1番(家内よりも)話し、相談した前主務の山田。塾高出身ですので高校生の時から知ってはいました。この山田前主務は4年生になってチームに対する愛情が強烈に強くなったのではないでしょうか。以前は無かったわけではありませんが、主務という柱としてチームの内外の多くの事に携わらなくてはなりませんし、主務は仕事がスムーズにいって当たり前で誰も褒めてくれません。(選手は良いですね。良いプレーや勝利した時は「よくやった!」と褒めてもらえます。)主務はマネジメントに少しでもミスが生じると大きく目立ち咎められます。(山田はこの1年、褒められたことがあるのかな?)そのような中で様々な方々と出会い、仕事をして多くの方々がチームを支援して頂いていることを肌で感じながら、試合の「結果」で恩返しをしたかったのかもしれません。そんな山田がチームに残したものは、3年次にプロジェクトリーダーとして成功させたとどろきアリーナでの早慶戦。結果は惜しかったですが最高に盛り上がりました。また、今年のユニフォーム等のサポートに関する大きな改革も山田の発案、そして熱い想いの交渉によるものでした。そして私への説教。そのぐらいチームを勝たせたかったのです。1.2年生の頃はまだ半分は少年でしたが、4年生になった山田はしっかりとチーム全体を見渡す大人の山田になっていました。まあ、遠征先から私を運転手代わりに使うこともありましたが(笑)、とにもかくにも山田は主務になって大きく成長したのではないでしょうか。卒業後は何やら国のために働くようなので、くれぐれも宜しく頼みますよ!