【Coaches’ Board】 カイゼン

1週間の別府、福岡合宿が終了しました。さすがに丸々1週間の合宿は私も学生も疲労困憊です。それでも終盤に向けてチームは上り調子となり、合宿前にリクエストしたテーマもアナリストの数値にシッカリと表れる結果となりました。それに今回は全員を帯同させほぼ全員が実戦経験を積む事が出来たことが何よりも成果だったと感じています。大会を運営してくれた福岡大学の皆さん、協賛企業各社さんに心より感謝致します。

さて、今回は「カイゼン」を紹介します。(トヨタ式ではないですが)地方合宿と言えば「荷物の多さ」ですが、特に下級生はボールやボールカゴ、スクイズボトル、テーピングボックス、ストレッチ用具、クーラーボックス等々、分担しても1人で2人分の荷物を持っていく事になりそれだけで大きなストレスです。特に昨年まで、ある1年生が「皆でバーベキューでも行くの?」みたいな大きなクーラーボックスを自分のスーツケースと共にラッシュのバスや地下鉄に持ち込んで四苦八苦していました。また、鉄やステンレスで出来たボールカゴも長くて重いシロモノです。上級生からしてみたら自分達もそうしたのだから「当たり前」の風景になりがちです。しかし、余計な苦労は不用と思い、戸川主務に「改善」を提案しました。過去の部員へ同様の提案をしても「でも、自分たちもやって来ましたから」と返答があった事も。しかし戸川主務は「確かにそうですね」とチーム全体の環境改善を理解し、ボールカゴは畳めば直径50cm程、厚さ1cm、重さ500g程のモノ(しかもほぼワンタッチでボールカゴに変身し、畳むのもあっと言う間の優れものです)を、くせ者のクーラーボックスも布製の折りたたみ式を購入してくれました。これも畳めばとても軽量で薄く、小さくなる(現状の1/20程度)ので下級生の負担は随分軽減されたのではないでしょうか。まあ、少し考えればそれこそ「当たり前」の「改善」ですが、とかく運動部は「下級生の雑用」は、ごく「当たり前」になっていて、学年が上がれば雑用から解放され、それだけでもう下の事は考えません。何なんですかね?この、次から次への下級生への雑用のバトンパスは。下手をすると「俺らの苦労をお前らも味わえ!」みないな感じになります。もちろん、雑用をしなくて良いと言っている訳ではありません。改善し雑用の負担を減らせられれば、その分のエネルギーをバレーボールに注げます。本来、バレーボール部に入部しバレーボールをやりに来ている訳ですから。そのことを理解して「運動部の当たり前」を改善してくれた戸川主務にアッパレ!!