【Coaches’ Board】伊藤主将

ホームページが風邪をひいたとかでしばらくご迷惑をおかけしました。

知らず知らずにゴールデンウィークも終わりリーグ戦も残り3試合となりました。開幕から2週間はどうなることかとちょっぴり心配をしていましたが、原因は分かっていたのでソコが改善できたことにより慶応らしいバレーボールが展開できていると思います。今現在は伊藤主将が強いリーダーシップを発揮して毎日の練習が意味を持って行われています。強いリーダーシップと言えば間宮とかと近い部分がありますね。でも、明らかに違うことがあります。それは試合に出ているか否かです。間宮は自らプレーでも牽引していましたが、今年の伊藤主将はスタメンどころか14名のベンチ入りすらしていません。(序盤はベンチ入りしていましたが、故障者の復帰により外れています)但し、コーチとしてスタッフポロシャツを着てベンチで指揮を取り、チームを鼓舞しています。これは伊藤主将の考えもあり、直接試合に出て貢献できる選手をベンチにいれることと、28名の選手の誰にでも試合に出るチャンスを与えたいとの想いから主将自らメンバー外となっているのです。少なくとも私が携わっている18年間で主将がベンチメンバー外はありませんでしたし、怪我でもなければ他大学でも聞いたことはありません。もちろん、伊藤主将だって1番のユニフォームを着てベンチ入りしたいでしょう。せっかく昨年1部リーグに復帰したのですから。しかし、自ら身を引くことで頑張っている部員にその1枠を提供しているのです。この事には賛否あるかもしれませんが、なかなか出来ることではありません。そのくらい伊藤主将はチーム全体の事を考えています。そして毎日々々、特徴のある大きな声でチームに指示を出しています。伊藤主将はバレーボールが大好きで、そして今年のチームが大好きです。レギュラーに4年生はだれも入っていないのに、です。そんな伊藤主将のバレーボールに対するバイタリティ、パッション、インテリジェンスがチームに実力と自信を付けさせ日に日に成長しているのが見て取れます。そしてチームから信頼されていることも。どうか皆さん、試合で活躍している選手の陰にこんな主将がいることを知って下さい。名門、清風高校でレギュラーとして活躍していた伊藤主将にもプライドはあるでしょう。常に33名の部員がどうしたら強くて皆が生き生きと部活動ができるかばかりを考えていて、ついにユニフォームを着ない選択をし行動にでた主将って立派な男でしょ?口先だけでは無い立派な男ですね。

残り3戦の応援を宜しくお願い致します。