【Coaches’ Board】そんなもんでしょ。

はじめに

先日、久しぶりにVリーグを観戦しました。そこで今回はVリーグを観戦して感じたことを書きますが、捉え方によっては「とても上から目線」であったり「言うだけチャンピオン」的に感じるかもしれません。また、Vチームの強化方法や公共の体育館を批判している様に読めるかもしれませんが、その様な事は全くありませんので事前に御断りしておきます。もし、読みながら不愉快になられたら迷わず閉じて下さい。m(._.)m

本題

先日、Vリーグのファイナル3をチームで観戦しました。久しぶりのVリーグ観戦は日本最高峰のリーグですので楽しみにしていました。もちろん試合もスピードと迫力で期待通りの素晴らしい内容でした。そんな中、いくつか感じたことを素直に(波風を立てるつもりはありませんよ)書きたいと思います。先ずは、体育館の椅子について。その椅子は硬い木製で第1試合の途中から第2試合の最後まで観るには私の頑丈なお尻も「ギリギリ耐えられる」椅子でした。Vリーグ観戦に慣れたファンの方は座布団持参の方もいらしたが、私はふと考えたのです。確か劇団四季の椅子(シート)は3時間近い観劇に心地よい椅子でした。(チケットが高いだろ!)また、数ヶ月に観た映画(50歳以上は1000円!)は1時間30分程度でも座り心地の良い椅子です。Vリーグの入場券は(50歳の)映画の3倍でしたが、2時間半以上、硬〜い椅子で少なくともゆったりとは観戦出来ませんでした。(スポーツ観戦なんてそんなもんでしょ)もちろん体育館によってはフカフカの椅子もありますね。次に、選手の起用ポジションについてです。現在、全日本でミドルブロッカーとして活躍する出來田選手はチームでもミドルブロッカーで出場しています。私は出來田選手が高校生の時から「日本の宝」「逸材」として期待していましたが、その「逸材」はどれだけ頑張っても1試合15本程度しかアタックを打ちません。それどころか、その倍以上は「囮」の為に全力ジャンプをするのです。あの出來田選手が。なんともったいない。「日本の宝」が。もちろん賛否はあるでしょう。ただ、清水選手の次のオポジットは誰か、と考えた時に現時点では「石川選手」位しか名前が上がらないのではないでしょうか。出來田選手以外にも「その候補」はいると思いますが、出來田選手は貴重な「その候補」の1人だったのではないでしょうか。そう言う観点から起用ポジションは「全日本」と言うビジョンを全チームが持てればと思います。なんたって、先日の試合を観た時、外国人のオポジットと日本人のスパイカーとの違いがあり過ぎるので、やはり「ALL JAPAN」で強化方法を模索する必要を感じます。反対に全日本の強化は置いといてVリーグを世界一のリーグへ発展させる事を目標、目的にすれば話は変わりますが。さらにバックアップの、特に若手の選手についての出場機会について。各チームには20名強の選手が所属しています。しかしスターティングメンバーは7名。長いリーグ戦で多少の入れ替えはあっても、公式記録を見るとこの長いリーグ戦で1〜3試合程度しか出場機会の無い若い選手がけっこういます。特にオポジットの日本人選手は厳しいようです。シーズンオフはありますが、夏から5ヶ月近くリーグ戦へ向けて準備してきて4ヶ月程のリーグ戦期間で出場僅か1〜3試合。選手は試合に出てナンボです。黒鷲旗等で出場機会を得られても、リーグ戦に入ると極端に出場出来ない「若手選手」がいます。若手選手は試合経験を積ませないと上手くもなりませんし信用されるまでのチカラも付きません。そこで、私は各チーム、リーグ開幕時にプロテクトする選手(セッター3、サイド5、ミドル4、オポジット3、リベロ2、計17名程度)を登録し、プロテクトから漏れた選手で若い選手をVリーグ選抜として、出来ればVリーグ参戦。難しければ3ヶ月程海外武者修行。それでも難しければ、海外のチームをNTCに招待し(日本の大学チームでも)、2ヶ月程度テストマッチを何試合も重ねられれば良いのではないかと考えます。費用も若手育成と考えればある程度各チームで捻出出来るのではないでしょうか。(各チーム、プロテクト選手が怪我など場合にはチームに戻す)異論ももちろんあるでしょう。若手でもなんでもチカラが無いから試合に出られないんだろ。と。勝負の世界はそんなもんだろ。と。確かに正論です。ただ、何年か前に元宮城県知事が仰っていました。「私は(そんなもんだろ)が嫌い=固定概念。私はそう言う人たちを(もんだの神さま)と呼んでいる」確かこんな事でした。

結局、私が求めるのはVリーグの完全プロ化です。そうすればお客様目線の体育館、サービス、強化のエキスパートがチームに必要となり、他の競技と切磋琢磨出来るのではと言うことです。

最後に、こんな事を書くと「アレはどうするんだ」とか「こう言う問題があるぞ」と言う声が上がります。しかし、知恵を出し合えば解決出来ない課題は無いように思いますし、否定よりも実現させる事を考え行動した方がワクワクしませんか?

いかがでしょうか。