【活動日誌】コーチ卒業!夏到来!(経4・林大介)

日頃よりお世話になっております。
経済学部4年の林大介です。

連日猛暑が続き、本格的に夏がやってきたという感じです。十二分に水分補給をしつつ、皆様体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

さて、急に話は変わりますが、私は6月初めからつい先日まで、とある付属高校男子バレーボール部の「臨時コーチ」を務めてきました。7月27日に引退試合が行われ、彼ら全員が無事引退したので、この経験を部日誌に綴らせていただこうと思います。

元々その高校の男子バレー部員は1人。その部員は2年と6ヶ月もの長い間、たった1人で女子バレー部に混ざり練習を続けてきました。その子の引退を飾るべく、私は各部活を既に引退した比較的運動神経の良い子達を集めて最後の引退試合に臨んだのです。(バスケ部の主将・副将・PG、テニス県大会優勝部員、サッカー部3名、剣道主将などなど)

実の弟の頼みとあって、私は急遽臨時コーチを引き受けました。

しかし、体育の授業でしかバレーボールに触れたことがない子達を1ヶ月半という短い期間でどう上達させるのか悩みました。

勿論、技術的なことを教える機会があったのですが、人にものを教えるというのは本当に難しいです。まず前提として、伝えたいことが明確であり、自分はそのプレーを確実に実行できる必要があります。その上で「伝え方」にも神経を使わなければ声のトーンや抑揚といった伝え方ひとつで相手への伝わり方、理解度、また相手に与えるやる気等も変えてしまうからです。

さらに、最大の問題点として、私自身のバレー経験が乏しい。笑

私は小学校低学年から根っからの野球少年でありまして、高校1年生の夏に腰の大怪我を患うまでは毎日朝から晩まで白球を追いかける日々を送っていました。(今考えると、リハビリ中体育の授業を見学していた時に現主務の加松君に出会っていなければ、私はこの日誌を書いている事もなかったでしょう。。運命って怖いですね笑)

そのツケが回ってきました。大学4年にして人生最大の山場です。(幸せものです)

後輩の本多や、祝太郎のように、物心付いた頃からバレーボールに向き合ってきたわけでもない私は、部員達への「向き合い方」に正直試行錯誤しました。

コーチ経験豊富な頼れる先輩方(吉村先輩、上野先輩)にお話を伺ったり、実際に練習に後輩(片波見)を連れて行ったりもしました。

その中で私が感じた事が2つ。

まず、当たり前のようですが、他人に「教える」という行為は教える側、教えられる側の双方にとって非常に有益なことだということです。頭で考え、試行錯誤を繰り返してゴールに向かっていく。慶應義塾の「半学半教」の精神をことある毎に実感するいい機会でした。

また、やはり基礎が大事であるということ。慶應は『タカイ。デカイ。ツヨイ。』をモットーにして今現在急成長しているチームであると私自身自負しておりますが、この短い期間で高校生にバレーボールを教え、試合形式に入る時も、細かい部分ではなく、やはり基礎の部分で失点する場面が目立ちました。派手なプレーは勿論見ていて気持ちが良いですが、チームが苦しい時に立ち帰れるのは繰り返し練習してきた「基礎」の部分ではないでしょうか。

今現在、塾バレー部は伊藤主将の圧倒的リーダーシップの元、様々な基礎練習に励んでいます。
日々のホワイトボードには「リバウンド」や細かいコンビの呼吸合わせ等、連日同じメニューが並ぶ日もありますが、部員達には今後必ずその練習が実になると信じて、この暑い時期の練習を共に乗り越えてほしいです。

またその中で、新チームになってからの命題である「目的意識」と「自主性」は大事にしたいテーマです。与えられたメニューにおいて何を目的として練習をするのか、一人ひとりがもっと自分から思考し、それを練習で何度も実践する。そうする事で、練習で得たものを試合で無意識に発揮できるのではないでしょうか。高校生でもできたので、大学生ができないわけはないです。

結果としては、8セット中4セット奪取でした。(相手校が8セットもお付き合いくださいました)

高校生を教えられた事は私の人生に確実にプラスになったと思います。
また少しバレーボールが好きになったそんな瞬間でした。

長文乱文失礼いたしました。