【活動日誌】コバンザメ(商1・佐々木拓也)

日頃よりお世話になっております。商学部1年の佐々木拓也です。
現在、新入生も着々と練習に馴染んできて、チームの練習も基礎から応用になっていっている最中であります。

さて、突然ではありますが、コバンザメという生き物はご存知でしょうか?コバンザメは、サメという名前のイメージとは異なり、実際は70cm程度のスズキ目に属する小さな魚で、大きな魚にくっついて生きています。そんなコバンザメに対して、世間はあまりいい印象を持っていないのではないでしょうか。日本語では、コバンザメの習性を人間社会に当てはめ、人間界において勢力・人気のある者に擦り寄って、その声望を借りたり、「おこぼれ」に与ったりすると看做される人物に対して、軽蔑の意を込めた比喩表現としても用いられていることからもそのマイナスな印象が窺えます。しかし、私はそのようなには考えていません。コバンザメは、下顎が上顎よりも前方に突き出ており、上顎の先端には、出っ歯のように歯が綺麗に並んでいる特徴を持っています。そのコバンザメにしかない特徴を活かして、ただくっついているだけではなく、一緒に生活している大型の魚の腹に寄生する甲殻類などを取り除いているのです。このように、小さなコバンザメは大きな魚に天敵から守ってもらい、おこぼれももらって生きていけており、大きな魚は小さなコバンザメにお腹の掃除をしてもらい、病気等にかかりにくくなっているというような共存共栄の関係であるといえます。
私はセッターをしているのですが、これはバレーボールのセッターとアタッカーの関係にも例えることができるのではないでしょうか。もちろんコバンザメが小さなセッター、もう一方が大きなアタッカーです。大きな魚にとって小さい魚の特徴を活かした有難い腹の掃除が、アタッカーにとってセッターの技術を活かした有難いトスであり、大きな魚が小さな魚を守るのと同様に、アタッカーが敵に攻撃し戦います。逆に、そのかわりにもらうおこぼれがコバンザメが成長し生きていくのに必要なもの、これは、トスをあげることによってアタッカーから受けるトスに対する要求で、セッターが成長し上手くなるために必要なものという関係と同じであります。私はこれらのコバンザメの例から、お互いが信頼し、お互いにとって有難い存在になることが良いコンビを組むために大切であるということを考えました。これからは、自分の技を活かし、多くのトスをあげ、トスに対してたくさんの要求をもらうことで成長していきたいと思います。しかし、コバンザメを捕まえることでウミガメを捕まえるというような方法のウミガメ漁もあるそうで、これもセッターが崩れてしまうとアタッカーがダメになってしまうといった面でバレーに似ていると思いました。私もこのように足を引っ張るコバンザメにはならないようにしないといけませんね。より良いコバンザメを目指して、頑張っていきたいと思います。

最後まで読んでいただき誠に有難う御座います。乱文失礼いたしました。