【戦評】秋季リーグ戦第2日 vs 山梨大学

先輩各位

日頃よりお世話になっております。経済学部1年の樋口太樹と申します。先日行われました秋季リーグ第2戦、山梨大学戦の試合結果をご報告致します。

9月8日(日) 於:立正大学熊谷キャンパススポーツキューブ
慶應義塾大学 3-1 山梨大学
第1セット 26-24
第2セット 28-30
第3セット 25-20
第4セット 25-20

【先発選手】
WS: 吉田(法3)、小出(環2)
OP: マルキ(総4)
MB: 樫村(環3)、清水(総3)
S: 谷(環2)
Li: 加藤真(商3)

【交代選手】
勝呂(法2)、永田(総2)、宮川(総2)、髙倉(商1)

【控え選手】
富澤(経4)、加藤靖(商2)、樋口(経1)

【試合内容】
本日の対戦相手である山梨大学は今季3部Bから昇格してきたコンビバレーを得意とするチームである。対する慶應は高さを生かしたブロックで試合を優位に進めたいところだ。
・第1セット
スタートの1点目は相手にサイドアウトを奪われるものの直後MB樫村のダイレクトスパイクにより1点目を奪った慶應はOPマルキやWS吉田といったサイドアタッカー陣を中心に攻撃を繰り広げていく。序盤からコンビバレーを展開する山梨大に対してサイドアウトは奪えるもののなかなかブレイクを取ることができず、中盤から終盤に差し掛かるまで互いにサイドアウトを奪い合白熱した展開となっていく。7-9からマルキのライトからのスパイク、さらに相手のミスで9-9と同点にすると、ここで樫村のブロックポイントが飛び出し、10-9とこの試合初めてリードすることに成功する。しかしここから慶應のサーブミスが目立ってしまい、流れを掴み切ることができないまま同点を保った状態で試合もセット終盤に差し掛かる。16-16からマルキのスパイクで17-16と逆転すると、更にWS小出の鋭いサーブが相手レシーバーを大きく乱し18-16と2点のリードを得る。このままさらに試合を優位に進めたいところであったが、終盤にかけてふたたび慶應にミスが目立ち23-22と1点差まで追いつめられる。このサイドアウトで慶應は時間差攻撃を選択するが、相手のリードブロックに阻まれてしまい23-23と同点に追いつかれる。第1セットを何としても先取したい慶應はここで1回目のタイムアウトを要求すると、吉田のスパイクで24点目を確実に取りセットポイントとする。ここで一気にセットを取りたいところであったが、サーブミスで相手に24点目を与えてしまいデュースとなる。ここでマルキが気迫のスパイクで25-24とし再びセットポイントを奪うと、最後は切り返しから吉田が決めきり26-24と競った第1セットを辛うじてものにする。
・第2セット
相手のサーブミスで1点目を先取した慶應だが、相手のコンビバレーを前に序盤からブレイクを奪うことができず、競った展開からこのセットはスタートする。前セットのサイドアタッカーを中心とした攻撃に対し、このセットはクイックやバックアタック、さらには時間差を織り交ぜるなど多彩な攻撃を見せることが多かった。6-5から慶應のサイドアウトが相手のブロックに捕まり始め、切り返しからスパイクを打ち切られてしまい6-7とリードされ、ここから試合終盤まで山梨大に優位に立たれた状態で試合は進んでいく。夏の練習を通してサイドアウトを課題と定め練習に励んできた慶應は、この試合も昨日の試合同様サイドアウトは順調に切れるものの、ミスからのサーブミスで流れを完全に引き寄せることができず、苦しいゲーム展開となってしまう。MB清水や樫村のアクシデントにより途中出場したMB勝呂が要所でクイックを決めるものの、中盤から終盤にかけてサーブミスにより失速してしまった慶應は20-20とセット大詰めになっても点差をつけることができず山梨大を相手に苦戦する。そんな中26-26から慶應にミスが出て26-27と逆転されると、ここから吉田やマルキといったサイドアタッカー陣が好プレーを見せるものの、最後も慶應のミスで相手に得点を与えてしまい、28-30でこのセット奪われセットカウント1-1と同点に追いつかれる。
・第3セット
第2セットを奪われた慶應はなんとしてもこのセットを取らなければならない。吉田のサービスエースを含む3連続得点で3-1とすると、3-2から今度は勝呂のサービスエースを含む3連続得点で6-2とリードを広げ、今シーズン初めてスタートに成功する。このタイミングで山梨大が1回目のタイムアウトを要求し、6-3とされたところでゲームは再びサイドアウトの応酬となる。しかし、セット中盤まで13-8とリードを保ったまま順調に試合を進めていた慶應であったが、ここから相手のブロックに阻まれ、3連続得点により13-11と一気に差を詰められたところで慶應が1回目のタイムアウトを取る。このタイムアウトで悪い流れを断ち切りたいところであったが、なおも慶應の攻撃は相手のブロックに捕まり、13-13と追いつかれたところで立て続けに2回目のタイムアウトを要求する。相手のサーブでなんとか14点目を奪い14-13と再びリードを奪った慶應はここから終盤にかけて攻撃のギアを上げ、18-18から勝呂のクイック、さらにはS谷の2連続サービスエースにより21-18とリードを広げる。ここで山梨大が2回目のタイムアウトを要求し立て直しを図るが、勢いを取りもどした慶應を前に対処することができず、22-19、24-20と慶應が先にセットポイントを握る。最後はLi加藤真の正確なサーブカットから勝呂がBクイックを決めきり、25-20で第3セットを奪ってセットカウント2-1と優位に立つ。
・第4セット
最終セットは第3セットとは変わって、第1、2セット同様競った展開からスタートする。8-6から相手にツーアタックを決められると、ここから立て続けに2本連続でスパイクを決められ、8-9と逆転される。ここで相手に流れを渡したくないところであったが、9-9から2連続得点、11-11から3連続得点を奪われてしまい、このタイミングで慶應が1回目のタイムアウトを要求する。しかしなおも山梨大の攻撃は止めることができず、11-16と差を広げられたところでこのセットのタイムアウトを使い切る。なんとかWS小出のレフトからのスパイクで12-16とタイムアウト明けに得点し、さらに13-17の場面からディグリベロとしてLi永田もコートに加わると、持ち前の明るさでチームに勢いをもたらし、ここから3連続得点を奪い16-17となったところで今度は山梨大が1回目のタイムアウトを取る。ここで追いつき、逆転したい慶應はタイムアウト明けの相手のサイドアウトをブロックで封じ、切り返しから吉田のキレのあるスパイクで17点目を奪いセット終盤を前に同点に追いつく。さらに19-19から吉田のフェイント、マルキの相手レフトを封じるブロックポイントで21-19とし、山梨大が2回目のタイムアウトを取る。それでも流れを完全につかんだ慶應は次々と得点を重ね、マルキのスパイクで24点目を取りマッチポイントを握ると、最後は相手のミスで25点目を取って25-20で第4セットを奪い、試合終了。
よってセットカウント3-1で本塾の勝利。
開幕2連勝と良い形でのスタートを切ることはできたものの、同時に課題も表面化した2戦であった。

【本日お越しいただいたOB、OGの皆様】
久保田さん(S37)

万が一記入漏れがございましたらご一報ください。
それでは失礼致します。
樋口太樹